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微笑む人

2010年4月27日 コメントは受け付けていません

柔和に努めた優しい態度は、境を越えさせない冷たさを感じさせた。

それは己の規律を他人に適用しないための、鍛えられた冷たさだった。

その孤独な微笑みに安らぎを与えるには、その冷たさを解決する必要があった。

無視すれば、彼の人は抱きとめられても心は逃げるだろう。

平気な顔でいれば彼の人は戸惑い、避けるようになるだろう。

癒やそうと近づけば、侮辱を感じてあの柔和な態度で固辞するだろう。

彼の人が警戒心を抱かない態度は、境を越える干渉をしないことだと学習する。

境を越えないがいつでも連絡を取れる存在。

彼の人の内側に浸透するには、信頼を積み重ねていくことが必要だった。

彼の人は拒絶するだろう。何度も。

それは相手を試そうとするわけではなく、自分を守るために。

どうして彼の人なのだろう。別にこだわる必要もない。

彼の人でなければ、という理由もない。

少し座って、考える。

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感情に主体性を奪われている人々

2009年6月27日 コメントをどうぞ

彼らは、共感や謝罪を引き出せれば、落ち着く。

自らのケアを求めているのであって、

根本的解決や構造的欠陥の修正に力を入れない。

入れているとしてもパフォーマンスの域を出ない。

正論よりも共感が重要であり、

真実よりも謝罪が重要である。

要求を通すことが重要であって、

要求が通って初めて、冷静になる。

彼らはもはや過ぎ去った自身のケアの代わりに対象の屈服を求めている。

彼らが自己満足できれば、屈服の真偽は問わない。

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