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Ludwig van Beethoven/ベートーヴェン

2009年10月4日

#20041217#

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「僕は自分が惨めな生活を送っているというべきだろう。

 僕は自分が聾唖者です、とはとても言えない。

 だからこの2年間全ての社交というものをほとんど避けてきた。

 何か他の職業に携わっているのならまだしも、僕の仕事では、これは恐ろしい事態だ。」

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「僕は今まで幾度か創造主を呪った。彼は己が創造物を最も取るに足らぬ偶然の手に任せる。

 そのためしばしば最も美しい花が吹き散らされ、折られてしまうのだ。」

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「僕は全てのことから引き下がっていなければならない。

 僕の一番素晴らしい時代が、

 己が才能と力が約束する全てのことを実現せずに過ぎ去ってしまう!

 悲しい諦め、僕はそこに逃避しなければならぬのだ。

 確かに僕は、全てに超絶しようと決心はした。しかし実際にはどうすればできるのか?」

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「耳が遠いということが、亡霊のごとく至るところで僕を脅かした。

 そして僕は人を避け、少しも人嫌いでないのに厭人主義者のように見えたに違いない。」

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「僕は相変わらず元気で飛び回らねばならぬ。

 耳がこんなでなかったら、もうとっくに世界の半分を廻っていただろうに。

 ぼくはそうしなければならぬのだ。

 わが芸術に携わり、それを演奏して見せるに勝る喜びはないからだ。

 貴兄のところに行けば幸福に暮らせるなどと考えないでくれたまえ。

 何がいったい僕にいくらかでも幸福をもたらしてくれるものがあるのか。

 貴兄たちの心遣いすら僕を悲しませるだろう。

 貴兄たちの顔に哀れみの色が浮かぶのを見るたびに、

 自分をさらに不幸な者と意識するだけだ。」

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「僕の青春は今始まったのだと実際に感ずるのだ。

 僕はこれまでいつも病弱な人間ではなかっただろうか。

 少し前から、今までよりずっと体力がついてきたし、精神的にもそうだ。

 日に日に目的に近づいている。

 それは感ずるのだが、言葉では言い表せない。

 ただ、この中にのみ君のベートーヴェンは生きていける。」

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「お前たちは僕を意地悪で、強情で、人間嫌い扱いにし、またそう公言してきたが、

 それは僕に対しどんなに不当な扱いであった事か。

 僕がなぜそんな人間に見えるかという隠れた原因をお前たちは知らぬのだ。

 幼いときから心も思いも人に優しく、好意に溢れる感情で、立派な事をしたいと常に志してきた。

 だが考えてもみよ、6年このかた不治の病に冒され、愚かな医者どものためにいっそう病を募らせ、

 来る年も来る年も良くなるとの希望に欺かれ、

 ついには慢性的な患いになると覚悟せざるを得なくなった。

 燃えるような快活な気性に生まれつき、人と交わる喜びを楽しむほうでいながら、

 若い身空で自ら隠遁し、孤独の生活を送らねばならなかったのだ。

 また時としては、すべてに超絶せんとしたが、おお、

 耳が悪いという暗澹たる事実が、二倍にもなって無残に跳ね返ってきた。」

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「僕が喜んでお前たちの仲間に入るべきときにも、僕が避けているのを見ても赦してくれ。

 そうした時には誤解されているに違いないので、僕の禍いは二倍になって僕を悲しませる。

 僕には友とくつろぎ、精妙な談話を楽しみ、感情を吐露しあう事は出来ないのだ。

 どうにもやむをえない必要に迫られた時に、ただ人なかに出るだけで、

 流刑囚のように全く孤独に生活しなければならぬのだ。

 なにか人々の集まりに近づくときには、

 我が不具の身を人に悟られるような危険に身をさらすことになりはしないかと、非常な不安に襲われる。」

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「それでも、幾度か人と交わりたい衝動に駆られ、誘惑に負けてしまう事もあった。

 しかし、僕の側に立っている誰かに遠くから響いてくるフルートの音が聞こえているのに、僕には何も聞こえなかった時、

 また、誰かが牧人の歌っているのを聞いているのに、それも僕に聞こえなかった時、それはなんたる屈辱だったろう。」

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「たびたびのこうしたことで、僕はほとんど絶望し、もう少しのところで自殺するところだった。 ただ、彼女が───芸術が───僕を引き止めてくれた。

 僕には自分に課せられていると感じられる創造を、全てやり遂げずにこの世を去る事は出来ないと考えた。

 だからこそこの惨めな生命を───実に惨めな───何か急激な変化でもあれば、

 最良の状態から最悪の状態へ変わるこの感じやすい体で、持ちこたえてきたのだ。」

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「『忍耐せよ』と人は言う。僕も今やそれを我が導き手に選ばなければならない。

 僕は耐え忍ぶ力を持っている。

 願わくは、この決心を、無慈悲な運命の女神が生命の糸を断ち切ろうとするまで、持ちこたえさせたまえ。

 今よりも良くなる事があるやもしれず、またその反対かも知れぬ。覚悟は出来ている。」

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「おまえたちよ、おまえたちは他日これを読み、僕を遇するにいかばかり不当であったかに思い至るであろう。

 不幸な者よ、汝らは、尊敬すべき芸術家と人間の列に加えられんとして、自然のあらゆる障害と闘い、

 なおもその成し得るすべてを成した、自己と同じ一人の人間をここに見出して自らを慰めよ。」

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「おまえたちの子供には徳を教えよ。徳のみが幸福をもたらす事が出来るのだ。決して金ではない。

 自分の経験からこう言うのだ。逆境の中にあって僕を励ましてくれたもの、それは徳であった。

 僕が自殺によって生涯を終わらなかった事は、我が芸術と並んでこの徳のおかげであった。」

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「墓の下にいても、なおお前たちの役に立つことがあるならば、これに勝る喜びはない。

 ───そうなることならば───喜んで急ぎ死に向かおう──────

 死が、我が芸術的才能を繰り広げる機会に恵まれないうちに来るような事があれば、

 たとえ我が運命がいかに苛酷なものであろうとも、死はなお早く来すぎた感があろう。

 僕は死の来るや遅きを願う。もし死が来たとしても、僕は満足する。

 死は果てしなき苦悩より僕を救い出してくれるのではないだろうか。

 来たれ、汝の欲するときに。僕は敢然と汝を迎えよう。」

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「だが、もしどうにかなるものなら、

 神の創造物の最も不幸な者となるようなことが我が生涯にあるとしても、

 僕は自分の運命に反抗する。」

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「正しく高貴に行動する者は誰でも、まさにその故に、

 不幸に耐え得ることを、私は証明したいと思う」

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「苦悩を突き抜けて、歓喜に至れ」

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「無限な精神をもつ有限なる我々は、ただ苦悩と歓喜とのために生まれた。

 そして、ほとんどこう言うことができるでしょう、

 最もすぐれた人々は、苦悩を通じて歓喜をかちうるのだ、と。」

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「勇気、身体がどんなに弱っていようとも精神で打ち克ってみせよう。

 二十五歳、それは男たるすべてが決まる年だ。悔いを残してはならぬ。」

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「私にはどんな障害をも乗り越える決心がある。

 何人に対しても、臆することなく力比べができる。

 私は「運命」の首を絞めてみせる。「運命」には絶対伏しない。

 生きるということは、なんて美しいことなのだろう。」

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「真に称賛すべき人間の特長とは、逆境に直面した時、強い信念のもと、

 自分の生き方を貫くことが出来る人間のことなのだ!」

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「私の音楽の意味を見抜き得た人は、

 他の人々がそこではいまわっているあらゆる悲惨から抜け出るであろう。」

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Ludwig van Beethoven/ベートーヴェン2

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