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Johann Wolfgang von Goethe/ゲーテ5

2009年7月25日

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「教えてほしい、いつまでもあなたが若い秘密を」

「なんでもないことさ、つねに大いなるものに喜びを感じることだ。」

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「私の言う想像力とは、実在しないものを空想するようなあやふやなものではない。

私の考える想像力とは、

現実の基盤から遊離したものではなく、

現実的な周知のものに照らして、

物事を予想し、推測しようとする事なのだよ。

その場合、想像力は、

この予想したものが可能であるかどうか、

他の既知の法則と矛盾しないかどうかを吟味するだろう。」

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「本物の自由主義者は、

自分の使いこなせる手段によって、

いつも出来る範囲で、良い事を実行しようとするものだ。

しかし、必要悪を力ずくですぐに根絶しようとはしない。

彼は、賢明な進歩を通じて、少しずつ社会の欠陥を取り除こうとする暴力的な方法によって、

同時に同量の良い事をダメにするような事はしない。

彼は、この常に不完全な世界においては、

時と状況に恵まれて、より良いものを獲得できるまで、

ある程度の善で満足するのだよ。」

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「君の言う事はわからんな。

いったい、もっとよいとはどういうことだね。

また実際にもっと良いものがあったとしても、

それがどうだというのだね。

芸術家は図抜けたある一定の線まで達してしまえば、

その作品のどれをとっても、

それが他のものよりいっそう出来がいいなどという事は問題でなくなるのだよ。

鑑賞眼のある人なら、

どの作品を見ても常に巨匠の腕と、

隅々にまで及んでいるその才能と手法の冴えを見抜けるだろう。」

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「我々が自分の欲するままに振る舞っていると思っても、

結局のところ我々もみな集合体なのだ。

我々が最も純粋な意味でこれこそ自分たちのものだと言えるようなものは、

実にわずかなものではないか。

我々はみな、我々以前に存在していた人たち、

および我々と共に存在している人たちからも受け入れ、学ぶべきなのだ。」

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「どんなに優れた天才であれ、

全てを自分自身のおかげだと思うとしたら、

それ以上の進歩は出来ないだろう。

しかし、きわめて多くの善良な人たちはこのことに気づかず、

独創性の残骸に振り回されて人生の大半を暗中模索しているのだよ。」

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「私は、自身がいかなる大家にも師事しない事を、

むしろ全てが自分自身の天才のおかげだと自慢している芸術家たちを知っている。

愚かな連中さ。

それがどこででも通ると思っている。

自己の愚かさも知らず、

世界は全く自分たちに迫らず、

自分たちの中から何も引き出さないと思いこんでいる。」

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「結局のところ、

何を自分で得るのか、

それを他人から得るのか、

また自力で活動するか、

他人の力を借りて活動するかというような事は、

すべて愚問だね。

つまり大事なことは、

優れた意志を持っているかどうか、

そしてそれを成就するだけの技能と忍耐力を持っているかどうかだよ。

そのほかのことはみな、どうでもいいのだ。」

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詩人、劇作家、哲学者、政治家、科学者。

主な作品として、

若きウェルテルの悩み』、

ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代(上)』、

ヴィルヘルム・マイスターの修業時代(上)』、

親和力』(散文)、

ファウスト(一)』(韻文)、

詩と真実(第1部)』、

イタリア紀行(上)』、

ゲーテとの対話(上)』があります。

ここで紹介している名言は主に『ゲーテとの対話(上)』(岩波文庫)からの引用です。

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